全身脱毛にはデメリットがたくさんあります。
「脱毛はやけどのリスクがある」という想像がつきやすいデメリットから「そんなデメリットもあるんだ!」という驚きのデメリットもあります。
ただ実際に全身脱毛した私も気づかなかったデメリットがたくさんあるので、このページでは全身脱毛のデメリットに対して「デメリット度」と「デメリットが起こる確率」という項目も追加して全身脱毛のデメリット・リスク・予防方法を徹底解説していきます。
全身脱毛の全デメリット12個・リスク・予防方法
デメリット度が高い項目から解説していくわよ!
全身脱毛デメリット①:本当に生えてこなくなる
デメリット度:3.0
デメリットが起こる確率:約30%
本当に生えてこないようにするために脱毛に行くのですが、ツルツルになった後、特に後悔しがちなのがVIOラインをハイジニーナ(パイパン)にするときです。
脱毛が完了すると本当に毛が生えてこないので以下の意見を参考にしてみてください。
ハイジニーナにするのをためらう女性の意見はです。
- 銭湯に行ったときに恥ずかしい
- 経験豊富というレッテルを張られそうで怖い
一方ハイジニーナにしてよかったという女性の意見はです。
- 見た目に清潔感がある
- 毛がないから蒸れやにおいが軽減される
- 水着から毛がはみ出る心配がない
- トイレ、部屋に毛が落ちることがない
- 異性受けがいい
のような調査データもあります。
- 男性は女性がハイジニーナにすると6割以上が喜んでくれる
- 毛量が多い女性がNGな男性は約9割
もし完璧にツルツルにするのが嫌であれば、今はほとんどの脱毛店で「毛量をへらすだけ」や「毛のデザインを選択」することができます。
なので、デザインをしっかりと決めてから脱毛に行くことや、絶対に後悔しないという覚悟をもってからハイジニーナ(パイパン)にするようにしましょう。
- デザインを決めて脱毛する
- 後悔しないか考えたうえで脱毛する
全身脱毛デメリット②:痛みがある
デメリット度:3.0
デメリットが起こる確率:約30%
脱毛機器は黒色に反応して照射される仕組みなので、濃く太い毛に照射パワーが集中します。
つまり毛の濃い人ほど脱毛の痛みが強くなり、毛が濃い部位ほど脱毛の痛みは強くなるのです。
実際に脱毛して感じた痛みレベルを部位ごとにイラストにしてみました。
イラストからも毛が濃い部位の痛みが強いことがわかります。
何か痛みを和らげる方法ってないの?
最新理論のSHR脱毛なら痛みは格段に低くて、脱毛効果も高いのよ!
最新理論のSHR脱毛については以下のページで徹底解説していますが、ざっくり解説すると「光脱毛よりほぼすべての点で優れていて、痛みも格段に少ない脱毛方法」です。
SHR脱毛は従来の脱毛方法より痛くなく、スピードが早く、安いなどすべてを凌駕しています。 そんなSHR脱毛って…
SHR脱毛ってすごいんだね!
ちなみに「医療レーザー脱毛」や「ニードル脱毛」のVIOラインの施術は激痛で脂汗が出るほど痛いです。
痛みによって汗をかなりかくため、服の着替えを持ってくる人もいるぐらいです。
なので痛みに対して不安がある人は、体験施術を受けるか、麻酔が使えるクリニックを選ぶようにしましょう。
- SHR脱毛ができる脱毛店に行く
- 麻酔があるクリニックを選ぶ
全身脱毛デメリット③:脱毛期間中は日焼け禁止
デメリット度:2.5
デメリットが起こる確率:約20%
脱毛期間中は日焼け禁止です。
先程も解説したとおり脱毛機器は毛根(黒色)に反応して照射される仕組みなので、日焼けして肌が黒色に近づくにつれて脱毛機器は毛根と肌の見分けがつかなくなってしまいます。
その結果、毛ではなく肌に向かって照射してしまい、火傷のリスクが高まる上に脱毛効果も薄れてしまうから「脱毛期間中は日焼け禁止」なのです。
ただし、これもSHR脱毛なら日焼けしていても脱毛できます。
なぜならSHR脱毛は毛根ではなく、バルジ領域という部位を照射しているため日焼けの影響を受けないのです。
ただ日本人の、肌がもともと普通の人より黒いという程度であれば問題ないです。
- SHR脱毛ができる脱毛店に行く
- 日焼け対策をする
全身脱毛デメリット④:脱毛後は激しい運動禁止
デメリット度:2.5
デメリットが起こる確率:約20%
脱毛後に施術スタッフさんは「脱毛後に激しい運動は避けてくださいね~。」と毎回言ってきますが、詳しくお伝えすると激しい運動がダメなのではなく、血行を良くすることと汗をかくことを避けなければいけません。
- なぜ脱毛後、血行が良くなるとダメなの?
- 脱毛後の軽いやけど状態からさらに血行を良くすると、赤みやかゆみなどの肌トラブルが発生するからです。
- なぜ脱毛後、汗をかきすぎてはいけないの?
- 脱毛後は毛がなくなり、毛穴がガラ空きのガードが緩い状態です。そして雑菌は汗に含まれる皮脂などをエサに繁殖します。
つまり脱毛後に汗をかきすぎると雑菌が毛穴に入り込み、肌トラブルを起こす可能性があるのです(あくまでも汗のかきすぎは避けましょう、という程度です)。
血行を良くすることと、汗のかきすぎは肌トラブルを引き起こす原因になるので、脱毛してから約3日以内は以下のことを避けるべきです。
脱毛後3日以内は避けたほうがいいこと
- ランニング
- ヨガ
- ストレッチ
- スポーツ全般
- プール・海
- サウナ
- 入浴(軽いシャワーはOK)
- 飲酒
上記の血行を良くする、汗をかく行動は最低でも脱毛当日、脱毛翌日は避けるようにしてください(施術スタッフさんに必ず言われます)。
脱毛前日は思う存分運動しても問題ありません。
- スケジュール管理をしよう
脱毛後にうっかりヨガの予定を入れてしまっていた、飲み会があったということがないようにスケジュール管理をしていれば発生しないデメリットです。
全身脱毛デメリット⑤:やけどのリスク
デメリット度:1.5
デメリットが起こる確率:約1%
脱毛は熱を肌に当てるため、稀ではありますがやけどのリスクがあります。
そしてやけどになってしまうのには原因があります。
①肌荒れなど肌トラブルがあるまま脱毛してしまう
肌荒れなどを起こしているまま施術してしまうとやけどのリスクが高まります。
②脱毛機器が古い
脱毛機器が中古であったり古い年式のものを使って脱毛するとやけどのリスクが高まります。
脱毛サロン・クリニックを選ぶときはどの脱毛機器を使っているのか把握しましょう。
③施術スタッフの技術が低い
その人の毛の濃さや毛の量に合ったジュール数(熱量の単位)で照射する必要がありますが、間違えて照射されるとやけどのリスクが高まります。
- 自分の肌を管理する
- 信頼できる脱毛サロン、クリニックを選ぶ
全身脱毛デメリット⑥:多毛化・硬毛化のリスク
デメリット度:1.5
デメリットが起こる確率:約10%
多毛化とは、脱毛して毛が少なくなるはずなのに毛の量が多くなる現象のこと。
硬毛化とは、脱毛して毛が少なくなるはずなのに毛が太くなる現象のこと。
毛をなくすために脱毛しているのに、逆に毛が多くなったり、太くなってしまうのが多毛化と硬毛化です。
多毛化と硬毛化が起こる原因は現在の技術をもってしても、いまだに解明されていません。
多毛化と硬毛化の原因は分かっていませんが、多毛化・硬毛化しやすい部位は明らかになっており、背中や二の腕などの毛が薄い部位を照射したときに多毛化・硬毛化になるリスクが高まるようです。
ただ、多毛化・硬毛化して一度は毛が濃くなっても、次回脱毛したときはしっかり効果が出て、結局は毛がなくなることが多いので個人的にはそこまで気にしなくても良いと思います。
- 毛が薄い部位の脱毛を避ける
- 多毛化・硬毛化したことをスタッフに伝える(次回予防)
- ニードル脱毛を受ける
※ニードル脱毛を受けることで確かに多毛化・硬毛化のリスクは低くなりますが、ニードルで全身脱毛をすると100万円以上するうえに、痛みも強いためおすすめできません。
全身脱毛デメリット⑦:ニキビができるリスク
デメリット度:1.5
デメリットが起こる確率:約10%
脱毛やカミソリでの自己処理をした際、毛包と呼ばれる部分が傷つき、菌が入り込むことでニキビ(毛嚢炎)ができる可能性があります。
ただ、脱毛は18回程度で施術が完了しますが、カミソリによる自己処理は一生という単位で見ると何千回、何万回も毛の処理をしています。
つまりカミソリで自己処理もするほうがニキビになる可能性が高いので、あくまでも脱毛すると、一時的にニキビが増える可能性があるという程度です。
「脱毛し始めてニキビが増え始めた!どうしよう!」と慌てないためにも、脱毛すると一時的にニキビが増える可能性があることは把握しておきましょう。
- 消毒する
全身脱毛デメリット⑧:乾燥肌になるリスク
デメリット度:1.0
デメリットが起こる確率:約5%
脱毛すると毛穴が小さくなることでツルスベ肌になるのですが、毛穴が小さくなると同時に肌を潤してくれる「皮脂」の分泌量がやや少なくなります。
さらに脱毛は熱を身体に当てるので、一時的に肌の水分が奪われてしまいます。
これによって、かなり低い確率ではありますが、乾燥肌になるリスクがあります。
- 脱毛後しっかり保湿する
実際に脱毛サロンやクリニックに行くと毎回照射後に「保湿してくださいね。」と言われるほど脱毛後の保湿は大事です。
全身脱毛デメリット⑨:敏感肌になるリスク
デメリット度:1.0
デメリットが起こる確率:約5%
毛は外部刺激(紫外線)から肌を守る機能がありますが、毛がなくなることで肌が外部刺激を感じやすくなるので、いままで紫外線を80%しか受けていなかったのが100%受けたりとダメージが増えます。
ただ、女性はもともと毛が薄いほうでおそらく自己処理もしていて、毛がない状態で過ごすことが多かったと思います。
なので感じるダメージはさほど変わりません。
それよりもカミソリなどで自己処理している肌のダメージのほうがよっぽど大きいです。
毛の処理方法で最も一般的なのはカミソリで、女性の約7割がカミソリで毛を処理しているというデータが出ています。 …
- 紫外線対策をする
全身脱毛デメリット⑩:肌が黒くなるリスク
デメリット度:0.5
デメリットが起こる確率:約5%
以下のような仕組みで脱毛すると肌が黒くなる可能性があります。
この炎症部分が治るとき、メラニン色素が過剰に生成されることによって肌の色が変わります。
肌が黒くなるのは「色素沈着」とよばれる症状ですが、この「色素沈着」も発生する確率はごく稀です。
ほとんど気にする必要はないでしょう。
- しっかり保湿する
- 紫外線に当たらない
脱毛後は特に乾燥しやすいので保湿を心がけていれば色素沈着になる確率はグッと低くなります。
紫外線は蓄積されるものなので、脱毛が終わった後だけでなく普段から心がけたほうがよさそうです。
全身脱毛デメリット⑪:ワキ汗が増える
デメリット度:0.5
デメリットが起こる確率:約5%
「脱毛するとワキ汗が増える」というデメリットに関しては医学的根拠がありません。
ですが、実際にワキ汗が増えたと感じる人はいるようです。
原因としてはワキ毛がなくなることにより、汗が直接肌にあたるからではないでしょうか。
もっさり毛があるアフロヘアーの人とツルツルなスキンヘッドの人に水滴を一滴垂らしたとき、早く水滴の冷たさを感じるのはツルツルなスキンヘッドの人だと思います。
それと同じようなことが起きているかもしれません。
「脱毛したら脇汗が増えた!」と焦らないようにしましょう。
全身脱毛デメリット⑫:恥ずかしさがある
デメリット度:0.5
デメリットが起こる確率:約5%
VIOライン(陰部)の施術の際はVIOライン(陰部)を見せなければ照射できません。
最初は恥ずかしいと思いますが、施術スタッフさんは年間何百人ものVIOライン(陰部)を脱毛していて慣れているのであまり気にしないようにしましょう。
女性スタッフが絶対に対応するという脱毛サロンがほとんどなので安心してくださいね。
まとめ
全身脱毛したときに起こり得るすべて(12個)のデメリットを記載していますが、実際に私が脱毛してみて体験したデメリットは以下の1つだけです。
- 痛みがある
他のデメリットである多毛化や乾燥肌、やけどに関しては一切体験しておらず、そもそも発生する確率がかなり低いデメリットです。
そして全身脱毛するとデメリットよりも、圧倒的に多くのメリットが感じられます。
結論からお伝えすると、脱毛にはデメリットよりはるかに多くのメリットがあります。 実際に私が全身脱毛してみて、「…
上記ページで全身脱毛が魅力に感じたら以下のページも参考にしてみてくださいね。
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