そもそも眉毛に埋没毛ってできるの?
埋没毛は眉毛にもできるのよ!このページでは埋没毛の仕組みから治し方、さらには予防法まで徹底解説するわよ!
あなたは最近こんなことを感じていませんか?
- 眉毛周りが黒ずんでいる
- 眉毛周りにブツブツができている
- 毛抜きで引き抜こうにもつかめない毛がある
眉毛に限らずこれらの症状があればそれは埋没毛の可能性が高いです。
では埋没毛とはどんな毛なのでしょうか。
埋没毛とは?
言葉だけだとわかりにくいので、分かりやすくイラストで説明します。
このような流れで埋没毛(埋まり毛)になります。
埋没毛は肉眼で見ると、毛があるのに埋まっているので、少し透明に黒ずんで見えます。
上記イラストはカミソリでの毛の処理を例にしていますが、一番埋没毛になりやすいのは毛抜きや脱毛テープによる毛の処理方法です。
毛抜きで眉毛を手入れした場合は?
まずはなぜ毛抜きで毛を処理することが埋没毛になりやすいのか、以下のイラストをご覧ください。
毛が途中でちぎれてしまったらこの後、埋没毛になりやすいのは明らかですよね。
では毛がちぎれないように高級毛抜きを買って処理すればいいのかというとそうでもありません。
以下に高級毛抜きを使って眉毛がスルっと抜けた場合のイラストを添付します。
上記のような結果になり、たしかに埋没毛になる可能性は低くなります。
しかし今度は毛嚢炎などのリスクが高まるのです。
そもそも毛は少し引っ張った程度では抜けないぐらい組織同士でくっついています。
その組織を引きはがしているので痛いのは当然です。
毛抜きで眉毛を抜くのに慣れて痛くないという人も炎症を起こしています。
毛を抜いた直後に肌が赤くなるのはそのためです。
さらに毛抜きは肌に悪いだけでなく、時間も無駄にしてしまっている可能性が高いです。
脱毛テープで眉毛を手入れした場合は?
まず脱毛テープとは、肌に貼っても問題がないテープを患部に貼り、引きはがすことで毛を抜く方法です。
脱毛テープを眉毛に使うという人はかなり少ないと思いますが、脱毛テープを使った場合の毛根のダメージはガムテープを毛に貼って剥がした場合と変わりません。
脱毛テープは肌に貼っても問題ないようにできていますが、毛が抜けやすくするような効果はありません。
さらに脱毛テープは毛が生えている向きと反対方向に引っ張るため毛根のダメージが大きいので全くオススメできません。
脱毛テープを使ってムダ毛を処理した場合は、上記イラストのように炎症を起こすのに加えて、毛がちぎれるリスクも高いのでオススメできません。
このように毛穴が傷つくことによって埋没毛になるのです。
眉毛に埋没毛ができる人の特徴
- カミソリで毛を処理している
- 毛抜きで毛を抜いている
- 脱毛テープを使っている
これで埋没毛になる仕組みと特徴がわかっていただけたかと思います。
では次に、すでにある埋没毛の治し方を解説していきます。
埋没毛の治し方
スクラブ
スクラブとは、研磨剤(つぶつぶ)が入った洗顔料などのことで、毛穴の汚れや角質除去のために使われるものです。
scrub(スクラブ)は日本語に直すと「ゴシゴシこすって洗う」です。簡単にいうと垢すりのような効果が得られます。
スクラブで肌を削ってターンオーバー(新陳代謝)させることで埋没毛も毛穴から出てくるのですが、これにはデメリットがあります。
スクラブは肌を削っていることになるので、肌をきれいに保っている必要な成分も同時に失われます。
皮膚科医がスクラブや垢すりをオススメしていない理由はこの肌を削るという行為です。
本来は体を洗うときに古い角質は自然に落ちていきます。
実際に垢すりに行くと垢がいっぱい落ちて「こんなに汚かったんだ」と思いがちですが、垢=不要なものではなく、肌に必要な成分も削っています。
さらにスクラブは週1回程度で十分といわれており、埋没毛がある部位にスクラブをしていくのはかなりの時間を要するので即効性にも欠けます。
そもそもスクラブは埋没毛を除去するために作られたものではなく、新陳代謝、体臭改善、肌がツルツルになる効果、リラクゼーション効果があるものであり、肌を削りすぎた場合はターンオーバー(新陳代謝)を異常に早めてしまうことになります。
ターンオーバー(新陳代謝)を異常に早めてしまうと未熟で弱い肌が表面に現れることになるので、肌荒れのリスクが高くなります。
スクラブも埋没毛除去の手助けとなることは確かですが、即効性がなく、肌荒れのリスクがあることからあまりオススメできません。
ピーリング
ピーリングは英語の「peel(剥ぎとる)」からきていてスクラブと同様に角質除去の効果があるものです。
クエン酸やリンゴ酸、AHAなどが配合されているもので、具体的には酸性の薬剤で角質を溶かすものです。
ピーリングもスクラブと同様に古い角質が除去され、ターンオーバー(新陳代謝)することによって埋没毛が出てきやすくなります。
しかしスクラブでの角質除去と同じですが、ピーリングも毎日やってはいけません。
肌を溶かすものになるのでピーリングを毎日すると肌が薄くなってしまい、敏感になることで余計に肌トラブルを起こしてしまいます。
あと、ピーリングは薬剤になるので乾燥肌の人やすでに肌に異常がある人は注意が必要です。
クリーム(最もおすすめ)
最もおすすめなのはクリームを使って保湿し自然に取り出す方法です。
風呂上がりにクリームを塗り、保湿を繰り返すことで新陳代謝を促し、自然にひょっこりと埋没毛が出てきます。
スクラブやピーリングには肌の調子を見極めつつ使用しないと肌荒れのリスクがありますが、クリームはほとんど肌荒れを起こさないどころか、継続的に使用することで埋没毛はもちろん、黒ずみケア、毛穴ケア、シミ・そばかすを防ぐ、自然なターンオーバー、炎症を抑えるなどの効果が期待できます。
特に毛の処理後は肌が乾燥しやすいので保湿が重要になるのですが、保湿しつつ、埋没毛も治せるのでクリームを使った埋没毛処理が最もおすすめの方法なのです。
1番おすすめの埋没毛の治し方は?
一番おすすめの埋没毛の治し方は、先程一番おすすめと言ったクリームの中でも埋没毛専用のクリームを使うことです。
そして、埋没毛に効果が高いクリームを徹底的に調べた結果、埋没毛に高い効果があるシルキークイーンが一番有名でかつおすすめです。
※シルキークイーンは足以外にも使えます。
管理人は実際にシルキークイーンを使用していますので、効果に関しては以下の記事をご覧ください。
埋没毛の予防法
誤った毛の処理方法によって埋没毛になるので、正しく毛を処理することが埋没毛予防と言えます。
まず、埋没毛になりやすい毛の処理方法をご覧ください。
間違った毛の処理方法
- カミソリで逆剃り、深剃り、空剃りをしている
- 同じカミソリをずっと使っている
- 毛抜きで毛を1本1本処理している
- 脱毛テープで毛を処理している
カミソリで処理をしている人は逆剃り、深剃り、空剃りをできるだけ避けてください。
ちなみに空剃りとは、水やジェルを使用せずに摩擦の大きい状態でカミソリを使うことです。
埋没毛を予防するにはできるだけ肌・毛穴を傷つけない毛の処理が必要になります。
脱毛クリームで眉毛を処理している人も中にはいると思いますが、脱毛クリームはたんぱく質を溶かす性質があり、毛と同時に肌のたんぱく質も失われるので、脱毛クリームもあまりオススメできません。
確かに埋没毛にはなりにくいのですが、眉毛周りは皮膚の薄い部分であり、長期的に脱毛クリームを使うことによって早めにまぶたが垂れてくるリスクがあります。
ではできるだけ肌・毛穴を傷つけない毛の処理方法とはどんな処理なのでしょうか?
正しい毛の処理方法
- 電気シェーバーを使う
- 脱毛する
電気シェーバーを使う
電気シェーバーをおすすめする理由は「肌に刃が当たらないから」です。
一見、カミソリと変わらないようにも思えますが、電気シェーバーは肌に刃が当たらないので水や泡、ジェルの使用なしで毛が処理できます。
さらにカミソリと同じスピードで毛が処理できるので、電気シェーバーはかなり優秀なのです。
カミソリ負けしてしまう人や敏感肌の人だけでなく、すべての人に電気シェーバーはおすすめです。
脱毛する
脱毛は毛根にダメージを与えて、毛が生えてこないようにする方法なのでダメージはありますし、眉毛が脱毛できるクリニックも限られています。
しかし一度脱毛処理した毛は生えてこず、毛穴も閉じるので長期的に見た場合、埋没毛になる確率がかなり低くなるのと、眉毛を処理する必要がなくなるので手間も省けて、他の肌荒れの心配もなく、いいことだらけです。
眉毛、特に眉下が脱毛できるクリニックは少ないですが、アリシアクリニックは眉下にも対応していて、カウンセリングも無料です。
脱毛について興味がある人は一度カウンセリングに行くことをオススメします。
毛は処理することで必ずしも毛穴や肌を傷つけるリスクがあるので、究極を言うと毛を処理しないのが一番埋没毛になりにくいのですが、脱毛は眉毛を処理しなくてもいい状態に持っていくことが可能なのでおすすめです。
なお眉毛脱毛について不安な方は以下の記事をご覧ください。
一番おすすめの方法
最終的な結論としては、先にシルキークイーンを使用して埋没毛を取り除いた後、脱毛に行って眉毛の不要な部分を処理してもらうのが一番おすすめです。
脱毛は埋没毛にも効果があるので、先にアリシアクリニックで脱毛しても大丈夫です。
まとめ
- スクラブ
- ピーリング
- クリーム(最もおすすめ)
- シルキークイーン
- 電気シェーバーを使用する
- 脱毛する
どの自己処理方法が一番おすすめなのかに関しては以下の記事をご覧ください。